◆ 研究拠点プロジェクト「革新的な水・バイオマス循環システムの構築」
公開シンポジウム 『海の恵みを享受するために』

令和3年2月20日(土曜日),高知大学の研究拠点プロジェクト「革新的な水・バイオマス循環システムの構築」の公開シンポジウムがオンライン開催されました。「海の恵みを享受するために」というテーマについて,SDGsとの関連も視野に入れ,80余名の参加者とともに議論を交わしました。

 

櫻井克年学長の開会挨拶に続いて、足立亨介教授・山口晴生准教授(自然科学系農学部門)よりシンポジウムの趣旨が説明されました。続く招待講演においては,水産研究・教育機構の外丸裕司主任研究員より,「海の牧草を持続的に管理するウイルス」という演題で,海のバイオマス資源を支える珪藻とそれに感染するウイルスとの新しい共存関係についてご紹介いただきました。東北大学の西谷豪助教からは,微細藻が産生する有用物質に着目した演題「海の微細藻類がもたらす恵みを享受する取りくみ」について,これまで微細藻に着目した経緯から将来の東北振興に向けての展望までご紹介いただきました。本学からは山口晴生准教授および藤原拓教授(自然科学系農学部門)よりそれぞれ「魚貝類を斃死させる赤潮現象の解明に向けて」および「栄養塩類の能動的管理に寄与する廃水処理技術」に関して講演いただきました。そののち,池島耕教授(自然科学系農学部門)の司会の下で総合討論が行われ,SDGsの達成を見据えた,持続可能な海の開発・利用について活発な議論がなされました。この議論では,農村域・都市域・沿岸域が一体となり,あらゆる資源・水をうまく利用・処理しながら,海のバイオマス資源を管理・活用していくことの重要性が認識されました。最後に,次期プロジェクトリーダーの市浦英明准教授(自然科学系農学部門)にシンポジウムを総括いただき,閉会となりました。

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◆ 高知大学防災推進センターシンポジウム
  オンラインイベント『防災 × SDGs』

令和2年12月22 日(土)に令和2年度高知大学防災推進センター公開シンポジウム『防災×SDGs』をオンラインで開催しました。100余名の方にご参加いただきました。

 

防災推進センター長の笹原克夫教授の司会のもと、櫻井克年学長の開会挨拶と趣旨説明につづいて、まず、医療学系臨床医学部門災害救急医療学講座の西山謹吾教授が「感染症流行時の避難所の課題」について講演しました。2番目に、自然科学系理工学部門の野口昌弘講師が「木造住宅の耐震化と木造ビルの開発」について紹介しました。3番目に、自然科学系理工学部門の長谷川精講師が「過去の気候変化から予測する温暖化進行後の地球環境」について紹介しました。4番目に、次世代地域創造センターの吉用武史准教授が「持続可能なカツオの利用を目指して」の演題で講演しました。休憩をはさんで、5番目に、ゲストスピーカーの国立研究開発法人化学技術振興機構(JST)の山田浩貴調査役が「SDGsと科学技術イノベーション」について基調講演をおこないました。最後に、総合科学系地域協働教育学部門の梶英樹講師が、「現場からみた大学と地域の連携による持続可能な開発」について講演しました。​このあと、笹原センター長がファシリテーターとなって6人のスピーカーによるパネルディスカッションが行われ、最後に本家孝一研究担当理事の閉会挨拶で閉じました。

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◆ エコプロOnline2020 - SDGs Week Online -
“Kochi University SDGs Action + 〜めざせSDGs達成!高知大学 X SDGs〜”

令和2年11月27 日(金)、エコプロOnline2020において、“Kochi University SDGs Action + 〜めざせSDGs達成!高知大学 X SDGs〜”と題して、高知大学のSDGsに関する取組を紹介しました。

 

まず、本家孝一理事(研究担当)が開会挨拶の中で、高知大学初のSDGs報告書「Kochi University SDGs Action」の内容について紹介しました。つづいて、総合科学系生命環境医学部門の松川和嗣准教授が「希少和牛の研究で持続可能な家畜生産に貢献する」の演題で、高知特産の柚子皮入りの餌で育てた土佐あかうし“柚子だっこ”の性能と牛精子の凍結乾燥保存法について紹介しました。次に、総合科学系生命環境医学部門の芦内誠教授が「SDGsのその先へ、ごみという概念のない社会をつくるために。〜バイオプラ新素材にできること〜」の演題で、納豆の糸や古細菌の分泌液に含まれるポリグルタミン酸をイオン結合させて作る生分解性バイオプラスチックの有用性について紹介しました。最後に、総合科学系地域協働教育学部門の梶英樹講師が、「高知大学と自治体との連携によるローカルSDGsの取組」の演題で、4名の地域コーディネーター(UBC)による地域課題の掘り起こしと、課題解決に大学研究者を巻き込むコーディネート活動の重要性について紹介しました。

セミナーの映像は、以下のYou Tubeのリンクをクリックすると見ることができます。

Kochi University SDGs Action + ~ めざせSDGs達成!高知大学×SDGs ~ - YouTube

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昨年度、JST の「STI for SDGsアワード」『優秀賞』を受賞しました自然科学系農学部門の藤原拓教授を代表とする産学官連携チーム(高知大学、香南市、高知県、前澤工業株式会社、日本下水道事業団)の取組「汚水処理の持続性向上に向けた高知家の挑戦〜産官学による新技術開発と全国への展開〜」の紹介映像は、以下のYou Tubeのリンクをクリックすると見ることができます。
科学技術でSDGsに貢献する!「STI for SDGs」アワード受賞取組紹介③ - YouTube
◆ SDGsセミナー「食品ロス削減を通じた地域づくり」

令和2年10月26 日(月)、高知大学次世代地域創造センター主催で「食品ロス削減を通じた地域づくり」をテーマとするSDGsセミナーを高知大学朝倉キャンパスで開催いたしました。SDGsを通じた地域づくりについて、事例を基に自分達が出来る貢献について考えました。

 

まず、高知大学次世代地域創造センターの梶英樹講師が、「地域連携で進めるSDGsへの貢献」の演題で、4名の高知大学地域コーディネーター(UBC)の活動について紹介しました。続いて、有限会社Withの濱田岳さんが、「おいしく・楽しく・食品ロスゼロ」の演題で、食品ロス削減事業もぐもぐチャレンジ」について紹介しました。最後に、高知大学農林海洋科学部4年生で、地方創生推進士の認証を受けている陶山智美さんが「『おすそわけ食堂』から始まる地域単位のSDGs」の演題で、農家などで余ったものや規格外になった食材を活用する食堂の経営について紹介しました。

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梶 英樹講師
濱田 岳さん
陶山 智美さん
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SDGsセミナー会場風景