1. 「STI for SDGs」アワード『優秀賞』受賞

令和元年度、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は「STI for SDGs」アワード※1を創設しました。科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰する制度であり、受賞取組のさらなる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、もってSDGs の達成に貢献することを目的としています。

※1 https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/

 

令和元年10 月31 日(木)、本学自然科学系農学部門の藤原拓教授を含む産学官連携チーム(高知大学、香南市、高知県、前澤工業株式会社、日本下水道事業団の5団体)の取組が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「STI for SDGs」アワードで『優秀賞』を受賞しました。受賞した取組は以下のとおり。

■受賞取組名

「汚水処理の持続性向上に向けた高知家(こうちけ)の挑戦

~産官学による新技術開発と全国への展開~」

■概要

高知大学・藤原拓教授の研究シーズをもとに、産官学で汚水処理新技術の開発を行い、香南市野市浄化センターで電力を3分の1、処理時間を半分に減少できることを実証しました。この結果を踏まえ、香南市では本技術を2 カ所に導入して汚水処理に関する地域課題解決に取り組むとともに、全国各地に水平展開されました。これにより、人口減少が進む地方都市における汚水処理の持続性が向上しました。

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令和元年11 月15 日(金)に、日本科学未来館において、「STI for SDGs」アワードの授賞式が行われ、本学の櫻井克年学長と香南市宮田憲一上下水道課長が代表して賞状を受け取りました。また、同月16 日(土)及び17 日(日)には、「STI for SDGs」アワードの受賞取組のブース展示や受賞団体によるピッチトークが行われるとともに、同年12月5日(木)から7 日(土)には、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2019」のJST 出展ブースにおいて、「STI for SDGs」アワードの受賞取組のブース展示やプレゼンテーションが行われました。授賞式や展示の様子などは以下のとおり。

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賞状授与の様子(11 月15 日)

蟹江 憲史「STI for SDGs」アワード選考委員会委員長による賞状授与

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高知大学を含む産学官連携チームの

集合写真(11 月15 日)

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藤原教授による展示ブースでの説明

様子(11 月16 日)

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藤原教授によるエコプロ2019 での

プレゼンテーションの様子

(12 月7 日)

2.「SDGs特別講演会」開催

令和元年7 月26 日(金)、文部科学省より真先正人文部科学戦略官をお招きし、SDGs に関する特別講演会を高知大学朝倉キャンパスで開催いたしました。学内外より約80 名が参加するとともに、本学のSDGs の取組みについての紹介も行われました。

 

まず初めに真先文部科学戦略官から『文部科学省における持続可能な開発目標(SDGs)の取組について』と題し、SDGs をめぐる国内外の動向やSDGsと科学技術イノベーション(STI)との関係について、また文部科学省やJST におけるSTI for SDGs 推進施策と取組事例の紹介が行われました。

 

次に本学地域協働教育学部門の梶英樹講師から『高知大学におけるSDGs の取組みご紹介~地域コーディネーター(UBC)から見たローカルSDGs の取組み~』と題し、高知県土佐町におけるSDGs の視点を取り入れた幸福度指標策定の取組について、農学部門の藤原拓教授から『高知大学におけるSDGs の取組ご紹介~研究拠点プロジェクト「革新的な水・バイオマス循環システムの構築」における取組~』と題し、おむつリサイクルシステムや汚水処理技術の開発を通したSDGs への取組について紹介いただきました。講演の様子は以下のとおり。

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真先文部科学戦略官による講演

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高知大学・梶講師による講演

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​高知大学・藤原教授による講演

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講演会の様子(学長による開会挨拶)